シェアハウスの作り方

牛の数ってやつは

何かと、せわしなく忙しい日々が続く。

イベントも開きたかったのだが、退室とご入居の方のラッシュが続き、今月はもう無理とあきらめた。

そんななか、唯一のスタッフである「見習い」が清掃作業もこなしてくれるので

仕事も順調に回っている。

さて、先日、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で酪農家の三友盛行氏を紹介していた。

数年前、市民菜園を借りて農業のママゴトを1年ほど体験した身としては、ついつい引きこまれ、興味深く見てしまった。

酪農というと、右肩あがりの拡大の思想でやってきた業界なのだが

ここに三友氏は減らすことを言い出したがために、変人扱いもされたようだ。

1ヘクタールの牧草地に対して、牛1頭というのが牧場が回る適正な数であるらしい。

拡大するという思い込みを捨てて、牛を減らし

その分しっかり牛を見るようになったおかげで、病気になる牛も減り

巨額の設備投資をする必要もなくなり

利益は以前と変わらなかった、という。

「立ち止まり、足るを知る」

というのが、三友氏の語る酪農の流儀であった。

シェアハウス(ゲストハウス)業界も拡大の思想が蔓延しているように思う。

うちとしては、身の丈に合ったハウス経営を続けるだけだ。

無理な拡大をするつもりはないけれど

ご入居が決まって、ほっとされたテナントの方と遭遇すると

きっとまた次の物件を作りたくなってしまうんだろうな。

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ゲストハウス 傾向と対策 Ⅱ

今回、他のシェアハウスからうちのゲストハウスに移られたテナントの方がいた。

夏美(仮名)様である。

以前、「ゲストハウス 傾向と対策」という記事を書いたことがあったのだが、

ここに分類されたカテゴリーの中で

「アットホームな物件」てやつを書き忘れていた。

物件の大家さんが同居している、或いは至近に住んでいるなんてのが

これに当たるのではないだろうか。

こういう時代になったればこそ、こういうアットホーム物件がイイ!!

新しい家族を作りたい!!

てな需要も確かにあるだろう。

中には居心地のいいハウスもありそうだが、人見知りな管理人が入るとしたら、あまり介入されたくないし、必要以上に気を使うのも疲れるので、これは駄目である。

誤解されると困るのだが、「アットホームな物件」が悪いと言っているのではない。

ただ自分がめざしている方向とは違うのである。

で、夏美様の話に戻るのだが、

夏美様のたくさんの引越し荷物を、なんと以前のシェアハウスの大家様が車で運んできたのである。

金銭の授受があったかは知らないが、なんと優しい大家様であろうか。

(うちのハウス内も見学されたいご様子だったが、男子禁制を理由にお約束もなかったので、お断りさせていただいた。)

この大家様とは少し、話をさせていただいて、

うちのハウスは賄いつきなのか、気にされていたので、こちらのシェアハウスではお食事もついていたのかもしれない。

車には、大家様の飼われている犬も同乗されていたのだが、後で夏美様が、この犬はうるさいので好きではなかった、と話していたのが、おかしくて仕方がなかった。

絵で書いたような「アットホーム物件」なのに、夏美様の求めているサービスとは違っていた(かもしれない)典型的な例である。

夏美様の不満は、他にも個室に鍵がついていない点などがあった。

(逆に、うちのサービス内容よりは「アットホーム物件」を好むテナント様もいらっしゃると思うので、くれぐれも誤解はしないでいただきたい。)

今回は、うちのテナント様が他へ移られたときに、悪口を言われないように、

更に反省、精進していかないといけない

という自分自身への教訓記事である。

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第三の物件

リンク先の「たけくまメモ」に載っていた「楳図邸新居内部写真」に見入ってしまう。

いいなあ、ステンドグラス。

新規募集物件用にと、「ステンドグラスの衝立」を入手するはずだったのだが、それが駄目になった。

本日、代わりの品物を、いろいろと買い付けにでかける。

今度はあまり手を加えずに、さらりと行くはずだったのだが、

あーだこーだと、またまた試行錯誤を繰り返しそうな気配もする。

まずは一室をリノベーションしてみてから、他の部屋の方針も決めていこうと思う。

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CUBE

次にOPENする募集物件について、どんな方向で行くのか、あれこれ思案をめぐらしている。

確定申告の合間も、備品選びや購入にはマメに動いていたと思う。

次の次の物件についても、頑張れば、今年中にもお披露目できるのかな?とも思っているが、なるべく無理のない方向でのんびり企画していきたいと考えている。

面白いことに、というか当たり前のことかもしれないのだが、

「Tideland平和台」と「Nu練馬」では、それぞれ、テナント様たちの求めるものが違っている。

同じN区にあるというのに、

こんなにも、いらっしゃるテナント様たちの価値観が反映され、それぞれの物件の雰囲気も違ったものになるとは、募集前は予想だにしていなかったのである。

今度OPENする物件は、今までよりは若年層が動く気もするのだが、それさえも、まだ読めない。

(松坂のように?)管理人が投げた直球を、どんなテナント様たちがはっしと受け止めてくれるのかは神のみぞ知るのか。

97年にカナダで製作された「CUBE」という大変面白い映画があったのだが、見た人は、手をあげて欲しい。

低予算にもかかわらず、作りこまれた世界観に管理人は、当時いたく感心した。

ゲストハウスも金をかければいい、ちゅうもんでもあるまい。

森見登美彦の「四畳半神話大系」が大好きなので、これを視覚化するつもりで、新規物件のコンバージョンに励んでいきたいものなんだが。

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ゲストハウス 傾向と対策

「Nu練馬」も「Tideland平和台」も「ひつじ不動産」さんが好意的な記事を載せてくださった。

家具が最低限、揃ってるというのが、うちの傾向なんだろうが、最近は家具の全くない物件もオモローではないか、と思いはじめている。

管理人自身、いろいろな物件を見るのが大好きなので、「ひつじ不動産」さんの探検記事は、いつもチェックさせていただいているのだが、私の脳内では、ゲストハウスは以下に分類されている。

きちゃない物件

きちゃないけど魅力的な物件

なんだかとてつもなく大人数な物件で群集の中の孤独を感じてしまいそうな物件

お洒落系だけど部屋が狭い割りに家賃がお高いという物件

インテリアの偉い人がプロデュースしたそうだけど、これって単にIKEAで揃えてるだけじゃんという物件

テナントのことを考えてるなァという物件

管理人も入居させて欲しい物件

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二兎追うものは一兎をも得ず

今、考えると、Tideland平和台には、本当に良いテナントが集まってくださったものだ。

テナントこそが物件を選ぶのだ。

管理人の人格は、ゲストハウスの集客にあまり関係ないと思う今日この頃である。

内見で、お一人お一人の事情をお聞きしたりすると、思うことが多い。

しかしながら、ネットで公開する類のネタではないので、管理人一人の胸に収めるだけである。

内見で気力を使い果たし、画像をUPする余裕もなかったのだが、「ひつじ不動産」さんがシュッとした写真を公開してくれた。

ありがたいことである。

明日は、第一号のテナント様がいらっしゃるので、その準備も整えました。

どんと来い!

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Back To The Basic

大晦日以来、ようやく自宅に戻ったのが昨夜である。

海外旅行に行っていたわけではない。

大晦日・元旦から、新物件で寝泊りしていたのである。

住んでみて実感したこと。

まず、元旦も開いているスーパーがあることがありがたかった。

徒歩5分にある昔ながらの銭湯の豊富なお湯も楽しんだ。

(商店街で腰を曲げながら鯛焼きを作っているおばあちゃんは、3日から営業再開していたし、焼鳥を焼いている精肉店は晦日もふんばっていた。

ビバ!!中小企業。)

などなど、さまざまな生活指数を測っていた。

Tideland平和台も物件立ち上げまで、何日も寝泊りしたからこそ物件の良いところ、悪いところが見えてきたのである。

「ミチエスタイル」は個人事業である。

個人事業だからこそできる企みを最大限活かさなければならない。

それは家賃であったり、きめ細かいメンテナンスであるかもしれない。

大手になると物件作りのノウハウは蓄積されていくのだろうが、それぞれの物件への愛着は薄れ、決まりきった経験則下での条件をクリアーしさえすればいいっちゅうことになりがちだ。

私が住んでみたいと思うゲストハウスは、ほとんど物件数が一つ二つという管理業者様のものだ。

これから物件数が増えるに従い、社員も雇用し、今の良さを生かした仕組みも作らなければならないというに、無駄の多いハウスに心惹かれるのは困った性癖である。

雨後の筍のように増殖し続けるゲストハウス業界にあって、今一度、初心に戻り、旧・新両物件への愛情を注いでいかねばならない、というのを今年の挨拶に代えさせていただきやす。

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神は細部に宿るってか

物件のお問い合わせ、内見申込みはmichiestyle@nifty.comまでメールをどうぞ!

新物件の部屋に備えつける備品・インテリア類を買いつけに行く。

高揚した。

方向性というか、理想の絵が思い浮かんだからである。

メールでお問い合わせいただいた或る方に、募集前にお知らせをする約束をしたのだが、内見は期待してもらっても、いいかもしれない。

Tideland平和台で使用したアイアンの棚は、もう入手不可となっていたのだが、それに代わるものは、ソツなく入手してある。

Tideland平和台とは違う世界観となりそうだが、それはそれ。

新しいテナントたちに楽しんでいただきたい。

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アルムおんじと胡桃の木

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どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう

宮沢賢治 風の又三郎

Dscf0685 画像はNハウスの窓から写した胡桃の木である。

胡桃の木は、Nハウスと隣家との境、狭い隙間で、その旺盛な生命力を誇示している。

夏には木陰となり、風情もあるのだが、たくさんの落ち葉や実を散らかしてお隣に迷惑をかけている。

お隣に住まうアルムおんじ(仮名)は心優しきお爺さんで、こんな素晴らしい木は大切になさい、とまで言ってくださっていた。

が、冬に切り、この6月にも枝葉を落としたにもかかわらず、またまた電線にまでその領域を拡大しはじめた。

購入したチェーンソーにて、昨日、かなり大胆に切り落とした。

それを更に細かくして、ゴミ袋に入れる。

その数なんと10袋。

こちらでやりますから、と恐縮したのだが、お隣のアルムおんじがお手伝いくださった。

なんとかすっきり片付いた。

自然の力の前では、人間など小さいものだ。

1本の木と対峙しても、機械の力を借りねば、枝葉も落とせないとは。

本日、そのゴミ袋をうんこらせと、朝一番で集積場へ運ぶ。

生った実を楽しむ余裕もなく、
切ることに思案をめぐらせなければならないとは
せんないことである。

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黄金の女性比率とは

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Francfrancにて、サイの貯金箱を購入する。

GOLDなので、縁起もよかろう。

Nハウスに永らく住んでいただいた台湾女性お二人が退去することになったので、ささやかなプレゼントである。

二人とも、お行儀の良いお嬢様たちであった。

代わりに最近入られたのが、みごとなドレッドでキメてるロンドンっ娘である。

美形なのでどんな髪型でも似合いそうだ。

最近、Nハウスの女性比率は過去例を見ぬほど高まっている。

2Fが4/7

1Fが5/6

現在、満室だが、女性が多いせいか、コモンスペースも綺麗に保たれており、実に喜ばしい。

女の子がいるだけで、華やぐね。

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チェーンソー購入

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Nハウスのお隣との境にあるクルミの木の枝葉が生い茂っている。

この冬にかなり伐採したはずだが、この夏にまたモリモリ勢力を盛り返し、またまた電線にかかってきた。

かねてから、チェーンソーが欲しいと思っていたので、本日、ホームセンターにて購入。

今週その切れ味を試すつもりだったが、お天気がねえ。

ゲストハウスの管理人とは樵までしなければならないとは思わんでしょ。フツー。

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とことんリフォーム とことん掃除

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ひつじ不動産さんの取材後も、チビチビと物件に手を加えている。

ガス台そばの棚板は、汚れることが想定されるので、タイルなどを敷いてみた。

いいカンジだ。

リフォーム工事のあとも、自分たちが手を加える作業で一ヶ月半かかった。

台所棚の製作、換気扇交換、各所のペンキ塗り、収納建具の壁紙張替えなど、チームで肉体労働を投入してきた。

窓やその部品を全部とりはずしての清掃もそのひとつ。

過酷な作業ではあったが、業者に棚上げではわからなかっただろう物件把握という収穫があった。

稼動中のNハウスも同様である。新規オープンの状態より良くしていくことを心がけている。

ゲストハウスは、オープンさせて終わりなのではない。

はじまりが始まったのである。

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